11.20 (lyrics)
昼頃這い出し布団を蹴って午後に差し掛かった朝?か昼?飯を何とも言えぬ虚無感と一緒に口に運んでテレビを眺める
どこもかしこもUSA様の選挙のことばかりを報じていて世の動く様をぼうっと見ながら僕だけが取り残されたみたいだ
「人生は長い暇潰し」とかいう言説がずっと引っかかっているが溜まりに溜まった心の澱を吐き出す術すら全く知らない
遠い大国のトップが誰でも関係ないなぁどうでも良いなぁ
掃いて捨てる程の人たちが動き回ってる
同じ日々を繰り返すことに疲れ果てている
"生きる"ことをやめて"生きる"ことを選んだヤツらを
僕は笑えないなぁ
今日を良い日に出来ますように
他所が笑えど 動く彼のように
唯一出来る下手くそな無茶を
どうか見届けて
そして笑って
そっと歌って
Opening Act (lyrics)
誰も知り得ない 街の片隅で迷子
“それうぜえよ” はみ出す者は 標的になった
話すこともない 顔見知りの彼女の
そのスカート 目のやり場に困る 際どめの裾
夢の無い街 下手くそな仮病
タイムアウトか 痺れた足先
鍵を回した 人気の無い部屋
ただいまさえも 言えぬ日が続く
Opening Act Opening Act
始まるような始まらないようなステージの先目掛けて
Opening Act Opening Act
キャパの熱を帯びた動きを冷ませない緩き圧力
不思議なボックス 僕らを掻き立てている
可能性秘めたAmのコードよ
知らぬ場 潰えた 希望を乗せたら
目を覚ませ さあ 行け
すれ違い 目が合った美女がすぐさま目を反らす
悪かったなイケてなくて
不貞腐れた夜に 飲み屋を開けた
格好つけた安酒を流し込んだ 世が歪んだ
独りの空間 醒め切らぬ酔いに
のた打ち回って ラインを開いた
上辺の言葉と 適当な絵文字に
無始曠劫の悔いが降り積もる
Opening Act Opening Act
右も左も分からぬ行く手の先に未来はあるのか
Opening Act Opening Act
蹴散らすべき過去も溜め込む鬱憤も全て背負って
“売れない”形容にも 少しは慣れたな
1ヴァースで売れてく 彼等になれない
甚振る言葉が 脳裏にちらつく
それでも 僕らは ただ
Opening Act Opening Act
前座と言われただけの希望が詰まった歪なステージ
Opening Act Opening Act
Opening Act Opening Act
始まるような始まらないようなステージの先目掛けて
Opening Act Opening Act
叩き出すリズムに踊り狂った客のクラウドサーフィング
幕切れはまだだ 微かな兆し 手に取る
アウトロに至った 儚い4分
皮肉も批評も 全て受け容れる
何処かで 始まる 音がする
Opening Act